いつもはがんばって隠していた気持ちも、酔うとほころぶように、表に出てしまう。何にも言わないわたしの気持ちがわかったら、「おいしい」と言ってほしい。
百人一首にもある平兼盛の本歌取りが、ぴたりとはまって楽しい。恋心を主張しすぎない愛らしさ、お茶目でユーモアあふれる作者の横顔が見える。
嶋田さくらこ
鯨井可菜子 2013.08.20
いつもはがんばって隠していた気持ちも、酔うとほころぶように、表に出てしまう。何にも言わないわたしの気持ちがわかったら、「おいしい」と言ってほしい。
百人一首にもある平兼盛の本歌取りが、ぴたりとはまって楽しい。恋心を主張しすぎない愛らしさ、お茶目でユーモアあふれる作者の横顔が見える。
嶋田さくらこ
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